19Feb


Kouです。
まず、最初に言っておきます。
恋愛技法はすべてつながっています。
本当に「すべて」がつながっています。面白いくらいによく繋がっています。
最初はわけが分からないかもしれません。でもあなたの中の「蓄積」が増えていくことによって、あるときから新しく記事を読んだ瞬間に、その記事とは別の話とつながるようになります。
もっと進むと、僕の話以外からでも、何かの本を読んだとか、雑誌の記事を見たとか、マンガ、電車の中吊り広告、テレビ番組、果ては人のブログや友達のメールの文章からも学べるようになります。
その一つ一つが、あなたの中に蓄積されている「恋愛技法」のどれかとつながるんです。
今日は、久々にその一端を話したいと思います(^^
先日こんな記事を書きました。
僕はその記事の中で、こういうことを言いました。
「犯罪に巻き込まれるのは、脇が甘いからです。」
実はこの記事を読んで、すでに「あれとつながってる!」と気づいた人はかなりたくさんいるはずです。
つながっているんです(^^
あなたがどう扱われることを望むか、ですよね。
簡単に浮気されるのは、脇が甘いからです。
簡単に暴言を吐かれるのは、脇が甘いからです。
いい加減な扱いを受けるのは、脇が甘いからです。
全部一緒なのです。
「犯罪を犯す人が悪いに決まっていますよね。それを、被害者のせいにするんですか?!」
という意見もありました。
そう思ってしまうのも仕方がないとは思っています。だってそういう風に教育されてきたのだから。
どっちが悪いかで言えば、それはもちろんする方が悪いに決まっています。
そんなことは分かり切っているのです。
物事を何でも善悪の基準で考えるのはやめたほうがいいです。
犯罪や事故が起きたとき、どっちが悪いという発想をするのは、行き先を他人任せにしようとすることの表れでもあります。
外国はどうだか知りませんが、小学校の教室でケンカが起きたら、先生が助けてくれます。先生が仲裁に入ってくれるわけです。そしてそれをあてにしています。
あなたの学校生活の記憶にもありませんでしたか。
男子にスカートめくりをされたら、泣きながら先生に言いつける。(先生に叱ってもらう)
友達が掃除をサボったら、その友達を探すことなく、まず先生に言いつける。(先生に友達を見つけて叱ってもらう)
どうですか。心当たりがありませんか。
全部この発想なのです。
お上が何とかしてくれると思っているから、そのお上の判断がこちらを向くように、善悪で考えてしまうのです。
犯罪は引き起こす方が悪いに決まっています。
でも、その「お上」がいなかったらどうするのでしょうか。
日本に警察機構がなかったら、裁判所がなかったらどうするのでしょうか。
それでも犯罪を犯す人が悪いと嘆きながら、神様にでも断罪を頼むのでしょうか。
一番いい例が、隣の国の動きと、それに対する日本の対応の仕方ですよね。
日本から見れば、隣の国の動きは明らかに目に余るわけです。しかし、一向に状況は良くならないばかりか、むしろエスカレートしているような印象があるくらいですね。なぜそうなっているのかと言えば、善悪の判断で考えているからです。
これは残念ながら、日本の態度が隣の国をそうさせてしまっている面が少なからずあります。
隣の国から何かをされたら「けしからん」と言いながら、隣の国の行動は間違っているから何とかしてくれということを、隣の国には言いませんし、隣の国がこれまでのように簡単には行動できないようにする対策を講じることもしていないのです。
僕はこの手の話を、善悪の判断では話していません。
あなたにとって、どうすることが一番いいのかをずっと話し続けています。
「犯罪を起こす方が悪い」と言うのは簡単です。誰でもできます。
しかしそれを言うだけ言っておいて、泣き寝入りしているだけでは話にならないのです。
泣き寝入りする人は、また同じような事件に巻き込まれます。
僕はそれを防ぎたいから、あなたにこの話をしつこくしているのです。
女性にとって苦しい恋愛のケースも、全く同じことが当てはまります。
苦しい恋愛の経験をした女性は、大抵はこう考えます。
「最悪の彼だった。あいつが悪い。次はもっといい相手を見つけて頑張る。」
ところがそうはいかないんですね、これが(^^;
もう本当に、面白いくらいに同じような男性を捕まえてきて、同じように蹂躙されて、同じように苦しい恋愛を経てボロボロになるのです。
ちゃんと意識していないと、常に同じことを繰り返します。
ちゃんと考えないといけないのです。
人間が引き起こす犯罪の大部分は抑止できます。ゼロにはなりませんが、少し意識して行動するだけでかなりの可能性を減らすことができます。
犯罪は犯罪を犯す人がランダムで相手を狙って引き起こしていると思っている人もいますが、そうじゃありません。
極端に言えば通り魔ですら、完全なランダムではありません。
さすがに自爆テロなどになると話は変わってきますが、一般的な犯罪の大部分はある程度計画性があります。
引き起こす人も人間であり、何も考えずに感情のままに暴れているわけじゃありませんよね。
リスクを冒してまで行動しようとするくらいなので、より成功率の高い方法、シチュエーションを常に考えているのです。
成功率を上げる最も手っ取り早い方法は、引っかかりやすい人を見つけることです。
詐欺系の犯罪でもそうですよね。
あれは、脇の甘い人、危機意識が低い人ほど狙い撃ちにされやすいものです。何しろ苦労しなくてもすぐに引っかかってくれるのですから、わざわざ仕掛けるのが難しい相手を選ばずにそちらを狙い撃ちにしそうだということはすぐに想像がつきます。
痴漢もそうです。
性的興奮を煽る格好をしているからと、反射的に痴漢をしてしまう男性はいません。
痴漢をする人は成り行きで突然思い立ってそれに及ぶのではなく、日ごろから狙っているのです。どうやれば安全にかつ確実に実行できるか、ポイントや対象まで考えているのです。
僕はつい先日、インターネットのセキュリティ対策のセミナーに興味本位で参加しました。
7割くらいは知っている内容だったのですが、実際に聞くと意識は変わります。そして、内容を聞きながら、このブログで話していることにも結構通じるところがあると思いました。
たとえばインターネット上にあるコンピューターウィルスや攻撃に対しては、意識的に対策をし続けるしかありません。
これを見て、「ウィルスを作ったり攻撃をする人が悪いんでしょ。」で済むと思っている人はいないはずです。
どうですか、何かつながっていそうでしょ(^^
ちなみに僕は犯罪を防ぐ最も威力のある方法は、「道徳の浸透」だと思っています。
ただしこれを実現するのは相当に困難であり、現代ではまずは犯罪を起こしにくくする環境作りをやるほうが効果があるのだと思います。
今日は、「女性のためのセキュリティ講座」という題目で記事を書くつもりでしたが、あまりにも前置きが長くなってしまったので、仕切り直して何回かに分けて話をしようかと思います。
コメント
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コメント (7)
>「犯罪を起こす方が悪い」
>「ウィルスを作ったり攻撃をする人が悪い」
妙な納得感がありました
道徳の授業って機能してるんでしょうか?
自分が受けてた頃の授業って高校ぐらいになると白々しく感じてしまってた
小学生の頃はまったく覚えてない‥
リテラシーと同じで、日常的に起こるイヤなことも同じようなことでループさせてしまうのは
起こったことを改善させてないからだ
だから毎回、毎回、自分を陥れて乏しめて攻撃して、自己肯定感を地の底まで落としてしまう
誰かと比べなくても、自分の価値は変わらない
誰かを攻撃すると自分にもブーメランが飛んでくる
それがかなりしんどい
やめよう やめたい
そうじゃない方法を考えよう
私はわたし
本当に「すべて」がつながっています。面白いくらいによく繋がっています。
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最近、何か学ぶと他とつながるようになりました。
全て繋がってることが理解できるようになりました。
防御リテラシーはあまりやってきてないのですが、また繋がる感覚が感じれたら嬉しいなと思います。
簡単に浮気されるのは、脇が甘いからです。
簡単に暴言を吐かれるのは、脇が甘いからです。
いい加減な扱いを受けるのは、脇が甘いからです。
全部一緒なのです。
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あなたにとって、どうすることが一番いいのかをずっと話し続けています。
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
防御リテラシーと、男性から大切に扱われるかどうか、は同じ問題か。
たしかに善悪で考えるから、改善が進まないんですね。
ああ、これは男性に大事にされないときも同じですね。
以前何度か8時とか9時頃の時間帯ですが夜道を歩いてたら、通りすがりに変なこと言ってくるような男性に遭遇したので、(夏場は特に頭お香椎人が多い気がします)
絶対に夜道は歩かないと決めただけで変なことは、ほとんどなくなりました。
多少不便にはなりますが、私を守る、大切に扱う、ということを何より優先させるべきだと思いました。
本当にねぇ。
善悪だけで判断つけられたら世の中楽勝なんでしょうね。
その善悪を無視して……
なんて思いませんが、
それはお互いに共通認識としてある上で
私は、あなたは、どう考えるのか、行動するのか
なんだと思うんです。
誰かに言い付けて問題を裁いてもらう、
解決してもらう。
子供じゃないんだから勘弁してよ。
でも、男女関係なく
そういう大人、結構いますよね。
本当に困ったときの駆け込み寺は必要だけど…。
私も上司などに現状を話して力添えをいただくことはありますが、それでは根本的な解決にならないこともあります。
【隣の国から何かをされたら「けしからん」と言いながら、隣の国の行動は間違っているから何とかしてくれということを、隣の国には言いませんし、隣の国がこれまでのように簡単には行動できないようにする対策を講じることもしていないのです。】
↑
牽制かけたりしないですか?
私はかけます。
自分のことはまぁいいとして
自分の部署の文句を聞いたら
出所を突き止めて
「~~だと伺いましたが、合ってますか?」と確認。
相手が否定したらそもそもそんな意見は無視していい意見。
次に行動起こす大義名分の芽を潰してます。
稀に本当に相手がそんなこと言ってないこともあり、相手が誰かに嵌められてたことが判明。
これはこれで面白かったりします。
あ、面白いとか言ってしまった。
#脇が甘い #自己責任
防御リテラシーの話が大大大好きなので、もう一度読みに来ました。
最近、いい加減な扱いを受けそうになりました。仕事の指示があまりにもいい加減だったからです。
で、ハッキリとその人に言いました。兄貴分的な存在で、日頃からお互い本音で話せる間柄です。
本人もあまりにも忙しいというのはあるけど、いろんな仕事を安請け合いしては、周りにいい加減な指示で投げているようで、ほかチームでも同様の事が起こっている、とも聞いていて。
そうしたら指示するデータの作り直しをしてもらいました。作業するデータは約半分になりました。。。良かった
雑な扱いはできないようにしていくこと。
わたし自身、慣れていない部分はあるけど、ちゃんとしていかないとわたしが困るなと実感です。
私の事を◯◯ちゃんと呼びたそうな男性がいます。そんな時、曖昧に笑って受け流してしまいますが、この態度ではいつか舐められるだろうな、と危機感を感じています。後になって、あぁ~今だったら、牽制する良い受け答えが思い付いたのに!と後悔しました。
今度その機会が来たら、ちゃんと牽制したいです。普段の態度も気を付けているつもりですが、まだ甘さがありますのでなるべく距離をとるよう心がけたいです。