10Jul


Kouです。
去年の夏、こんな記事を出しました。
非常に重要な記事です。
まだ読んでいない場合は、まずその記事を先に読んでください。
形は違っていても、同じことに苦しんでいる人は結構いそうな気がします。
また、逆のパターンを彼や男性にされているパターンもあります。
よしかさんより:
ごめんなさい。
結局、現状は変えられないままです。
何をすればいいのかもう分かっているのに、できない私は最低です。行動に移したら、死ぬまで恨まれます。
何度も話し合おうとしましたが、取り合ってももらえません。お金がない、せめてもう少しお金を増やして欲しいという話をしても聞こえないふりをされるか適当に流されてしまいます。そして、当人は体がしんどい、病気がちだ、もう働けないというので二度と働くこともないでしょう。車が不可欠な場所に住んでいるので車も手放せず、稼ぐ娘も存在するので生活保護も期待できません。完全に手詰まりです。今まで酷いことしかされなかった、完全に虐待されて育ったというのなら躊躇なくいけるんですが、してもらったこともあるので楯突くことができないんです。
自分の金は自分のものだという考え方を蛇蝎のごとく嫌う人間なので、私が稼いだ金は私がもらいたいということを言うと、自分勝手だ非人道的だ不義理だと鬼や悪魔のように言われるんです。いえ、実際そうなんでしょう。
大罪を背負って生きる強さがない私がいけないんです。その覚悟がないくせに、同じくらいのお金を稼いでる同じ二十代の人たちが自分で働いて稼いだお金をちゃんと自分のものとして扱い、自由に生きているのが羨ましくて悲しくて、、
二十代独身なんて、本来はいちばん楽しい時期なんです。今くらいの収入があれば、好きな時に好きなものを買って、出かけたい時に出かけて、会いたい人に会って、旅行して、やってみたいことにもチャレンジして、恋愛して。それが可能です。
でも、収入の半分以上を親に取られて家賃と光熱費以外で月に2万円しかもらえない私にはそんなことできません。こんな人生しかないのならもう早く死んでしまいたいのに結局死にきれませんでした。自殺の事実を作ると人に迷惑がかかるので、バレないように食事を極端に減らして少しずつ衰弱して最後に死ねればいいと思いましたが、数日断食すると立っていられなくて仕事にならないんです。どうやっても死のうとすると人に迷惑が掛かります。
恋愛のブログなんだから皆さんのように恋愛の話がしたいのに、こんな話しかできなくてごめんなさい。
誰にもこんな話できなくて、でも1人で抱えるのももう辛くて、ここに書かせてもらいました。
よく書いてくれました。
苦しみは吐露していいです。そのことによって気づいてくれる人もいるでしょうし、同じことで悩んでいる女性を救うことにもなったりします。
本当に多・・・いわけじゃないんですが、このあり得ない話がなぜか現実になっていて、それでずっと理不尽な扱いを受けている人はいますね。
何でこんなことになっているのか。
その原因は、自分のお金を自分にところにまず持ってきていないことにあります。
前の記事でも書いているのですが、お金というのはエネルギーです(^^
お金があることによって行動力が生まれ、お金がないことによって不自由さを強いられます。
意思決定の源と言ってもいいかもしれません。
ごく最近、「女性の承認」でも同種の話をしました。
まず、自分がもらわないといけないんです。
仮に分ける分量が同じであったとしても、最初に入っているお金が自分のところに来ているかどうかでパワーバランスはかなり変わってきます。
不自由さを強いられている最大の理由は、大罪を背負う覚悟がないとかいうものではなく、このパワーバランスのカラクリを使おうとしていないことだと思うんです。
このまま行くと、一生小作人のままですよね(^^;
歴史の授業で習ったと思うんです。
田んぼで朝から晩までせっせと働くのは小作人で、必死になってお米を作ります。
しかし田んぼの所有者は地主なので、その田んぼから上がったお米は全部地主のものです。
地主は上がったお米からわずかな一部だけを取ってきて、こう言うんです。
「はい、今回のおたくの取り分はこれだけや。よう働きや。」
小作人はなんと返すか。
「はい、ありがとうございます・・・」
と言って、わずかな取り分の米を受け取るわけです。
感謝して受け取らないと、もらえません。
自分が作ったお米なんです。
しかし、最初に誰が管理しているかによってパワーバランスが決まります。
前の記事でも全く同じことを言っているのですが、まず自分の収入は100%自分のところに入るようにしてください。
お給料の振込口座を自分の新しい口座にすればいいだけのことです。
超簡単です。
すぐできます。
ここで罪悪感がとか余計なことは考えなくていいんです。
無でいいです、無で(笑)。
ちなみに、一般的に銀行口座は複数持っておいて、用途別に分けておくことでお金が貯まりやすくなると言われています。
そういうのを狙って銀行口座を作ってもいいかもしれませんね。
収入を自分の口座にまず100%入れることになったら、どうなるか。
パワーバランスが変わります。
今までは小作人だったのが、これからは地主になれるということです。
働いているのは自分なので厳密には地主とはちょっと違うかもしれませんが、代えの利かないレベルのすごい生産性を持った「パワー小作人」みたいな感覚でいればいいですね。
パワー小作人は、どこの荘園に言っても重宝されるんです。めちゃくちゃお米を作れますから。
他の小作人には真似できません。
地主も頭が上がらなくなり、お願いだからうちの荘園で小作人をやり続けてくれと言ってきます。
パワー小作人は自分の生産したお米を自分で管理し、地主に上納します。
パワー小作人:「はい、今回のおたくの取り分はこれだけです。十分やろ。」
地主:「はい、ありがとうございます・・・。よう働いてくれました。またよろしくお願いします。」
この場合は、大きな稼ぎがないとダメだと感じてしまうかもしれませんが、パワー小作人がやっている最も大事なことは、自分の生産したお米を自分で管理していることです。
常識的に考えても分かると思うんです。
もらう方と、与える方では、普通は与える方の方が上です。
よしかさんのコメントを読んでいて、多くの女性が首を傾げそうになるのは、自分で作ったお金をなぜか人からもらう形になっていることです。
もらえなかったら死にますから、もらうためには相手の機嫌をいつも気にしないといけません。
この時点でパワーバランスが狂っているんですよね。
何でお父さんがそこまで強硬な態度に出られるのかも、このパワーバランスですべて説明がつきます。
自分が与える側になるように仕組んでいるからです。
作り上げたパワーバランスが崩れたら、一気に変わりますよ。
「二十代独身なんて、本来はいちばん楽しい時期なんです。今くらいの収入があれば、好きな時に好きなものを買って、出かけたい時に出かけて、会いたい人に会って、旅行して、やってみたいことにもチャレンジして、恋愛して。それが可能です。」
そうです(^^
このことを忘れないでください。
今の時期は、今しかないということです。
何十年か経ってからようやく自由にできるお金を手に入れたとしても、何にもならないんですよね。
本当は今が一番楽しい時期です。
今が一番最強なんです(笑)。
「女性の承認」でこの話をしたというのには、真の理由があります。
それは、自分で管理するということが自分への愛情を示していることになるからです。
自分で作ったものを先に他人に取られていてそこに甘んじているということは、自分で自分のことを尊重できていないことに等しいわけです。
自分で作ったものを真っ先に自分で手に取るという行為をすることによって、見える世界が変わります(^^
自分で手に取ったものを、他人に分け与えるのは自由です。
与えると考えられるようになったとき、搾取されているという感覚からは解き放たれます。
自分の意思で与えるのか、自分の意思とは無関係にむしり取られるのか。
これは手元に残るものの物理的な結果は同じであっても、意味や精神状態は全く別物になります。
コメント
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コメント (13)
わぁ!(=´∀`)人(´∀`=)
よしかさん、おめでとうございます!!!ついに…!!
またよしかさんに勇気もらいました。私も自立に向けて頑張ります。
よしかさん頑張った!!
みんな応援してます!!
それでいいと思います!!٩(ˊᗜˋ*)و♪
レタスさま、たむたむりんさまありがとうございます!!!
ここからいろいろ手続きもあるし親にも話さないといけないし不安ですががんばります!!
はじめて自分だけの口座にちゃんとお給料が振り込まれました。同じお金でも、最後に残った搾りカスみたいなお金を受け取るだけなのと、まず全部受け取ってから支払ったり分けたりするのとでは充実感が全然違いますね。仕事のモチベーションにも影響してます。
今までは月三万くらいの謝礼で、やって当たり前だから誰にも感謝されず精神的にダメージを受けながら何十時間も残業して休日も深夜も自己研修という名目で働くボランティア活動をしてるようなもんだったんですから、そりゃ病むわって感じです。
そして自分の裁量にすればもうちょっと自分の手元にお金が残るようにもできるので嬉しいです。
やっとまともな人間としてスタートラインに立てた感じです、、
でも手遅れかも、みたいな気持ちもあり、、複雑です。
今の彼とはちょっと続かない感じがするので別れるかもしれません。
けど今年30歳、まともな家で育ったまともな感性の男性はとっくに売り切れてるよ〜〜と言われることもあり、、
稼いだお金は自分のものですよね?
どうして夫でも我が子でもない人に与え続けなければならないのでしょう。
父は介護が必要なわけでもない人です。働く気がないだけです。だからお金あげたくないんです。ムカつくから。
わたしは口座を取り戻すだけでは満足できなくなってしまいました。まだ一年も経たないのに笑
だって、生活に必要だといって収入の半分以上取られちゃうんです。おかしいです。(おかしいですよね?)
ボーナス月はボーナス分のお小遣いまで10万くらい要求してくるんです。
毎週贅沢な食事も奢らされるんです。
もう、いいかな。
嫌なことずっと飲み込み続けるの。
お金は私だって必要なんです。
年間180万近く親に渡してるんですよ。
でも本人が扶養に入るのを嫌がるから実質的には隠蔽されていて、わたしは扶養控除も貰えないんですよ?
貯金?ありません。年収はそこそこあるのにです。
もう充分我慢したと思う。
本人も少ないながらもそろそろ年金もらいに行くみたいだし、もういいかな。
もう私は私の人生を生きてもいいかな。
親の存在は私にとって「一生付き纏う呪い」でした。
当たり前に自分のお金の使い道を自分で決めている人、親にぶらさがられずに普通に生きている人を見て私が何を思っていたと思いますか?「いいご身分ですね」です。(もちろん親が元気な同じくらいの世代の人に限ります。)
そしてその黒い感情の奥に何があるか。
「私は当たり前の権利すら持たないゴミ同然の人間なんだ」
「だから私にはなんの価値もない」
「私は大切にされる資格がない」
です。無価値感です。
これが回り回って「大切にしてくれない人とばっかり付き合ってしまう」状況に繋がるんじゃないかと思います。考えてみれば当たり前です。だって、「女性を大事にできる男性」は前提として自分を大事にできる人で、それはつまり私が「いいご身分」と思ってしまう側の人間にあたる人だから。敬遠してしまうのです。
けれど、口座を取り戻してからお金の動かし方は全部自分の裁量になって、車も手に入れた。いざという時は逃げられる。職場の理解もある。味方してくれる仲間もいる。
もう呪いから解放されてもいいかな、とふと思いました。どんなに脅したって私がウンと言わなければお金は相手にはもう渡らないのです。
怒鳴られるのが怖くて、家や職場に怒鳴り込まれるのが怖くて、否定されるのが怖くて我慢してお金を融通してきたけど。
お金を渡さないことで私を否定するのであれば、父は残念ながらもう私の人生に必要ない人間です。関わるメリットのない人間です。好きでいてもらうために努力する必要はありません。
年金がもらえるようになったら、「イヤ」を言ってみようかな。だって少なくたって何もしなくても収入のある人に一生懸命働く私が上乗せでお金渡す意味がわかんないもん。
というか、「親にぶら下がられることなく生活している人」は大多数なのに、その大多数に対して「いいご身分ですね」なんてうっすら憎しみを抱いていること自体しんどい。し、それでは誰にも愛されない以前に私が誰も本当の意味で愛せなくなってしまう。
あーー。まだまだヌルい。
「年金もらえるようになったら手を離そうかな」とか言ってる。ヌルい、ヌルいよ!!!
この手の人間は私がいれば困らないから、年金の手続きにも行かないんです。面倒くさいから。
kou兄さん、真のパワーバランスはそこじゃないんですよ。「言いなりにならないとどんな罵倒を受けるかわからない」「怒鳴られたくない」「家に乗り込まれるのが怖い」これがわたしの本心です。だから言いなりになってしまうし、相手はエスカレートする。わたしのお金が当たり前になっていって、「足りない」とか言って怒り始めるんです。
家を知られているからいざというとき逃げられなくて、だから怖かったんです。
しかし、しかし。
給料半分以上ふんだくられる状況で、来月末ボーナスが入るまでは経済的にかなーり厳しい状況です。お金の使い方がヘタだったせいでもあるのですが、、()
というわけで、今度のボーナスを使って引っ越しを考えています。もちろん黙って。それも、今よりコスパ良くて新築の綺麗な物件を見つけまして。不動産屋さんも良い方なんです。しかも近くだからありがたい。
「これ以上はしんどいです、ある程度自分で生計が立てられるようになるまではもう関わらないで」というメッセージを送るかどうかまだ考え中ですが(専門家に相談したほうが良さそう)、引っ越しができて落ち着いたらもう手を切りたいと思っています。
永久でなくてもいいけど、少し休憩したい。
毎週実家に帰るのも、親ありきで遊びの計画を立てないといけないのも、常にお金の心配をするのも、もうしんどい。疲れた。親と関係ないところで、自分の生活に集中したい。
就職してから総額で1000万くらいは渡してきています。もう、いいだろう。そのくらい。
父にとって私は娘で、母でも妻でもないのです。
本当を言えば、守ってもらってもいい立場です。
お金の面倒を見て、愛着不全と寂しさを埋める役割もしてあげないといけないなんて。わたしの手には負えません。
扶養義務はあるかもしれないけど、ここまで身を削っていいわけないです。生活に支障のない範囲での努力義務だったはず。
友人の結婚式にこの間出席して、目が覚めました。
友人がスピーチで、「お父さん、今までなんの不自由もなく育ててくれてありがとう。やりたいことをやらせてくれて、ありがとう。迷ったときに背中を押してくれてありがとう。社会人になったとき、生活を守ってくれたお父さんの凄さがよくわかりました」と言っていたんです。信じられません。
最後はもっとすごい。お父さんの短いスピーチで、「娘はいろいろ言いよりましたがまあ親として当たり前のことですからね。これからは〇〇くんと幸せになりなさい」とサラッと言ったんです。
カッコよすぎませんか!?
これが娘の父親としてあるべき姿ですよ!!
もちろんみんながそうではないでしょうけど、理想として持っておいて損はない。
本当に、目が覚める思いでした。
ああわたしとは生きる世界が違う、身分が違うってちょっと卑屈にはなりかけましたけど、せめて今の状況は変えたいと思いましたよ。
よしかさんへ おはようございます。新着コメントから、ふらふらっと読みに来ましたら、今までの上のコメント、よしかさまのもの、思わず引き込まれて、この項だけですが、みんな読んでしまいました。
本記事でもじゅうぶん大変な状況なのに、特に印象に残ったのは、扶養控除ももらえないなんて、そういう手続きさえもお父様が嫌がるなんて、もう、ちょっとちょっと、人間としてしっかりしてよ!!と、思ってしまいました。
上に書いたよしかさんの状況、考えて来られたこと、どれも全くその通りだと思いました。
いまの状況の把握、社会のしくみ、これからどうしたいか、これまでどうだったか、まず自分のこと、娘として出来ること、娘であるのをいいことに境界を侵害されていること、お父様を見捨てず手をさしのべていけそうなこと、その境界の設定さがし。
よく考えていられると思いました。ひとりで全部やってるやん、ってご自分でも思いますよね。
こうやって考えて、整理して、言語化して、一人の女性としての気持ちをいつも忘れないように大切にして。
他の女性にはできないものを、積み重ねて来られたのだと思います。記事タイトルの通り「自分でつくったものは、あなたのものです」
そのような中で、よしかさんも幸せの土台を固め、恋愛もぐいぐい引き寄せていかれるのだと思います。
また読みにきますね。実力ありすぎてむしろ変な男、ダメ男にがまんしないでくださいね(^-^)コメントもばんばん書いてくださいね(^-^)☆♫
いろいろ書き散らしてたらお手紙が、、!!!
ありがとうございます!!!
ここでぐじぐじ言いながら少しずつ少しずつ力や度胸を身につけてきた気がします。
もうちょっとです。がんばります。
引っ越し先を決めてきました。
来週契約を済ませてきます。