男が教えるモテる女の恋愛技法

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Kouです。

 

バレンタインデーの作戦会議が終わりました。長かった（笑）。

それについてはまたしばらくフォローはしようかと思います。

 

バレンタインデーの前にやっていたこちらの問題形式の記事ですが、知らないうちにコメントが900件に達しようとしています。

お金の出し方だけで彼を計ってはいけない

最近このブログに辿り着いた女性で、まだこの記事の問題を解いていない場合は、ぜひ今からでもやってみてください。

回答回答コメントを書くと、この記事で問題にしている男性心理の中身が分かる限定記事の閲覧権をプレゼントしています。

 

バレンタインデーの企画の合間に、「面倒くさい人」に関する記事を出しました。タイトルは衝撃的ですが、内容はマイルドだと思います。多分。

面倒くさい人、無理

この「面倒くさい」について引っかかる女性がかなり多いらしいので、もう少し掘り下げることにしますね。

まずはこちらのコメントを読んでみてください。

きゅんきゅんさんより：

kouさん
こんにちは

きゅんきゅんです

めんどくさい人ですか？
私の行動、アウトですか？

体調不良で自宅待機明けの土曜日の夜に、暇すぎたからひとりで魚釣りに車で出て、車中泊し、朝からいくつものショッピングモールを見てきた、という話をおとといの仕事終わりに、彼から聞いていました。

遅番のやる仕事のあとかたづけを、昨日もひとりでしていました。その頃彼は自分の仕事をし、ロッカーで休憩していました。ちょっとさみしくなりました、ひとりやんって。そんなふうに考えない、とすぐに切り替えましたが。
彼がほんの少しだけ手伝い、というか話をするために来ました。体調不良で休んでいた間のことを話題に。観たアニメの詳細から、マンガを買った話しに移行し、20分ほど話していたので、私と共有するために、そのマンガを勧めてくれているのだと捉えました。
私　読んでみたい、貸して。
彼　取りに来て、明日ゆっくり読み！
私　ごはんも食べよう！
　彼　あんま食欲ないけどいいで

ここで一旦話しを終えて、あとかたづけをしました。

また違う話を彼がし始め、それが終わり。
私　持ってきてくれるの？
彼　取りに来て
私　持ってきてほしいなぁ
　彼　(ハッキリと)いやっ
私　いやなんだ
彼　しんどいねん、仕事ためだけに来てる。
昨日も9時に寝て、朝の9時まで寝てたし。
食欲ないし
フラフラで車の運転怖いねん
昨日の仕事帰りもバイクで寝そうやったし
私　今度でいいよ
　　　取りに行って、それでバイバイよね？
彼　そうやっ！
私　ともだちやん！(思わず言ってしまい…)
彼　はははぁ〜
彼　ここに(職場)持ってくるわ！
アマプラで観っ！
私　もう帰るわねっ
彼　買い取る？
私　何で？
彼　もう読まんし
私　じゃあ、古本屋さんに持って行って
彼　5000円でいいで！
私　もう帰るね
気分転換に出られるってなってでいい
彼　気分転換？
私　しんどいのが落ち着いて、出ようかなって
思えるようになってからってこと
彼　ふぅーん
私　ばいばい
彼　…
怒ったりはせずに、いつもの口調のまま。
先に出ました。
すぐに電話しようと思いつつ、ちがうなぁ…。
それとも私が悪い…私がかわいくない…。

また、私は愚かな行動をしてしまいましたか？
ただ迎えに来て欲しかっただけだけど、大して主張もしてないし。でも来てほしかったのです。私が行くより
来てもらうのがとても嬉しかったから。それでもそんなこと言わずに、素直に取りに行けばよかったのか、昨夜からこればかり考えています。
謝ったほうがいいですか？

これは僕が記事で言っている「面倒くさい」には該当しません。

そして女性に求めるいい意味の「面倒くさい」にも残念ながら該当しません。

 

このコメントは「面倒くさい人」の記事についてはいるものの、内容はコミュニケーション問題です。

「出ました、Kouさん。いつものコミュニケーション問題ですか！なんかいつもいつもコミュニケーション問題ですね、便利ですね。」

と思う人もいそうですが、そうです（笑）。

とにかく多いんです。

何でもかんでもコミュニケーション問題です。

僕が無理矢理当てはめているわけではなくて、少し紐解くとコミュニケーション問題に行き着いてしまうケースが多すぎるのです。

 

まず結論から言うと、このきゅんきゅんさんのコメントの場合、取りに行くという話でまとめておけば済んでいました。

なぜなら彼は、「ご飯も食べよう」という誘いに「いいで」と返しています。

つまりこの時点ではOKだったわけです。

 

余計なことにこだわった結果が、これだったというだけですね。

これは女性のわがままには相当しません。

明らかに、「余計なこと」です。

ここに注目してほしいんです。

 

どういう心理で持ってきてほしいということにこだわったのかは分かりませんが、おそらく大した理由はないと思います。

持ってきてもらった方が嬉しいとか、大切にされていると感じるとか、わけの分からない発想を持ってきているんじゃないでしょうか。

ここが大きな間違いです。

 

「Kouさん、いつもと言ってることが逆じゃ・・・」

逆じゃありません。

女性のいうわがままというのは、本心から欲していることなんです。

どうしてもしてもらいたいことってありますよね。

彼にどうしてもしてもらいたいことです。

絶対あります。

彼に貸してもらうマンガを彼に自分のところまで持ってきてもらいたいというのが、本心で求めていることなのかと言えば、まず間違いなくそうではありません。

断言してもいいです。

 

本当に求めているのは、マンガを借りることですらありません。

彼と仲良く会いたいということだけです。

もう少し小さく具体的に言い換えれば、とりあえず楽しくご飯を食べながらお話ししたいんですよね。仕事場じゃなくて。

自分でも分かっていると思うんですよね。

 

なんで自分のその気持ちを尊重しないのか。

自分のその気持ちを尊重しようと思えたら、他のことはどうでもよくなります。

マンガは借りても借りなくてもいいんです。

マンガを借りて読むというのは、彼との雑談の中で出てきたものでしかないので、彼と共有する何かでしかないということです。

この状況では、彼と何かを共有するだけでもいいと思っていて、まずはそれができるこということ自体に結構大きな意味があると思うんです。

それなのにその手段にこだわる理由が一体どこにあるのかと思ってしまいます。

 

これは少し冷静に考えるべきことです。

ちょっと厳しいかもしれませんが、本当に大事なことです。

本当に欲しいものがあるとき、そこにいたる道がもうあるのなら、その道が少々気に食わない道でも歩く必要があります。

気に食わないことを優先していると、その先にあるはずの大きな実の収穫が全くできなくなってしまいます。

 

最近のメルマガで、相手を人間として見る努力をしてくださいという話をしました。

そのメルマガは、その部分だけものすごい反応がありました。

何か自分で思い当たる節があると感じる女性がたくさんいたんでしょうね（＾＾；

 

彼も一人の人間です。

男性である前に一人の人間なんです。気持ちもあるし、感情もある。言い分もあります。

そして事情も都合も体調も、色々あるでしょう。

それに対して四六時中注意を払えと言うつもりはありません。むしろほとんどの場合、気にしなくていいくらいです。

 

でもね、恋愛は人間対人間でするものです。

恋愛だけが独立して存在しているのではなく、人間関係という土台の上に乗っかって存在しているということを忘れないでほしいのです。

あんまり理屈で考えてほしくはないのですが、わがままが言える女性というのは、無意識ながらにそれが受けいけられる可能性をある程度判断しています。

空気も状況も読んでいるわけです。

 

これは「対話の技法」では、もう口を酸っぱくして話をしています。

人間基礎編はほぼ全部これだと言ってしまってもいいかもしれません。そのくらい、これについて話をしています。

女性のわがままで許されるものというのは、実は相手の男性の人格を認めているものばかりです。

決して自分の都合だけで出しているものではないということです。

許されるわがままは、許されるだけの理由があります。

許されてしまう条件を揃えてから言っているわけです。それを意識して狙っているかどうかは女性にもよりますが、結果的にはそうなっています。

 

それからこれもコミュニケーションの基礎みたいなものですが、具体的に何かをしてくれと言われたら、人は拒絶反応を示します。

私：「持ってきてね」

彼：「嫌」

こうなるんです。

これ、彼に限らず誰かとの間のやりとりでも記憶にある女性はたくさんいると思います。

何か分からないけど、とりあえず嫌という感覚になります。

 

絶対そうなるまでは言いませんが、そうなりがちなのは間違いありません。

私：「食器片付けて」

彼：「・・・」（嫌と思っていて急激に機嫌が悪くなる）

 

これはお店やサービスでも見ることができます。

たとえばネットで買った商品の箱には、時々こう書いてあるものがあります。

「お客様の大事な荷物ですので丁寧に扱ってください」

これを見て配達員は、何となく嫌と感じるわけです。

別に大切に扱いたくないわけではないのに、具体的にどうしてくれと言われると指図された気分になって反発感情が生まれます。

 

コンビニやお店のトイレでは、「汚さずきれいにお使いください」とは書かれていません。

書けば逆に汚れるからですね。

 

きゅんきゅんさんのこのコメントは、非常に勉強になる内容が含まれています。

彼との会話のやりとりを見てください。

彼は後半はもうやる気がなくなっています。彼にとってはマンガを貸すかどうかなど、もうどうでもよくなっています。

もしかすると最初から特に乗り気ではなかったのだから、取りに行くとか持っていくとか話でこじれるにつれて嫌気が差しているのかもしれません。

一方きゅんきゅんさんは、彼の言い分がちゃんと聞こえていないかのように、自分のしたいことだけを言っています。

なぜそうなってしまうのかというと、相手をちゃんと見ていないからです。

見ているつもりでも、見えていない可能性はかなりあります。

 

とにかく、まずよく相手を見ることだと思うのです。

自分のことしか言おうとしない人の話を、喜んで聞いてくれる人はまずいません。

人はどういう人の話を、快く聞こうとするのでしょうね。

 

あんまりこの話を具体的にここですると、「対話の技法」の参加者に怒られそうなのでこの辺にしておきます。

しかし、何はなくともコミュニケーション問題であることを認識して、人間関係が健全な状態にならないと何も先に進まないということを思い出してほしいと思います。

決して難しいことではないと思うのです。

相手を人間として見て、よく話を聞くことです。相手には必ず言い分があります。それに対して適切に理解を示せるかどうか。

そもそも言い分の存在を認識すらしていないのだとしたら、認識するところから始める必要があります。

恋愛技法・集中リハビリコース「対話の技法」

このコミュニケーション問題に対する解決能力を身につけたいと思う場合は、「対話の技法」はよくマッチすると思います。

まだ進行中で全くの未完成ですが、僕自身は非常に気に入っているプログラムです（＾＾