23Jun

←この記事をお気に入りに追加します。あとで読み返せます。Kouです。
僕がいつも信じられないと思うパターンがあるんです。
今日はそれについて話をします。
あなたも聞いたことがあるはずです。
もしかすると、あなた自身がそのパターンにハマったこともあるかもしれません。
そのパターンとはどういうものか。
それは、こんなものです。
ここなっつミルクさんより:
彼に俺のことを雑に扱っていると怒られます。
例えば、食事代やホテル代を彼の奢りで私が当然と思っていること、彼が私を喜ばせようと頑張ったことに対してうっかり私が失言して彼の機嫌を損ねてしまうことなどです。
奢ってくれるとほんとに嬉しいのでいつもおねだりしてるのが負担だったみたいです。俺のこと財布と思ってるの?と言われました。付き合うのが長くなると割勘が妥当なのでしょうか… でも割勘だと気分が上がらなくて… 特にホテル代は割勘だと萎えます…
彼が頑張ってくれたことに対して、わたしの口からぽろっと出た言葉が彼を傷つけるのもコミュニケーションの問題でしょうか。
お互いでお互いを傷つけあっている気がします。彼は人と一緒にいるのが好きなタイプ、私は一人が好きなタイプです。やっぱり無理があるのでしょうか、コミュニケーションって難しいですね…
非常に具体的で分かりやすいコメントだったので、ちょっと紹介させてもらうことにしました。
これね、本当に多いんです。
「俺のこと、財布かなんかだと思ってるでしょ?」
このウソみたいなセリフを吐いてしまう男性が世の中にはいるということ・・・
ではありません(^^;
いや、現実に言われているのだから、そういうセリフを言ってしまう男性がいるのは確かなのでしょう。
でも僕は、信じられないことだと思い続けています。
それはなぜでしょうか。
回避できることだからです。
少し冷静に考えてみてほしいんですよね。
付き合っている関係で、彼女に対して「俺のことを財布だと思ってない?」なんて、どうしたら言えるんでしょうか。
「Kouさん、それはこっちが聞きたいんです!」
とあなたは思うかもしれませんが、普通じゃないことが起きているという事実を理解してほしいんです。
あなたの周りに身近な男性がいれば、ぜひ聞いてみてください。
女性に対して、「俺は財布なの?」みたいなセリフを言えるかどうか尋ねてみてください。
身近にそういう男性がいない女性のために、僕が代わりに答えてあげます。
そんなセリフを女性に対して言えるかどうか。
答えは簡単です。
言えません。
言えないんです。
絶対言えません。
口が裂けても言えないレベルです。
カッコ悪いからです。
そして、言った後は決裂が待っている可能性があるからです。
もうだいたい分かったと思います。
男性がそのセリフを言ってくるということは、限界に来ているということです。
この手のセリフは、類似品もあります。
たとえば、こんな感じです。
「プレゼント代返して。」
「今までのデート代損した。」
まだまだあるかもしれません。
この手のセリフを、いまだかつて一度も聞いたことがないという女性もたくさんいます。
そういう男性に当たらなかったのではありません。
ここが重要です。
相手が誰であろうと関係ないんです。
相手の男がどんなに腐ったケチケチくそ野郎だったとしても同じです。
この手のセリフを男性から聞いたことがない女性は、彼に納得感を与えているんです。
じゃあ、どうやって納得感を与えているのか。
知りたいですか(笑)。
知りたいですよね。
いいでしょう。
ここまで読んでくれたので、今日は特別に教えます(笑)。
上手にやっている女性たちは、どうやって納得感を与えているのか。
ちなみにこのことは、自然にやってしまっている女性もいて、そういう人たちは自分が何をしているのかを正確には理解していません。
つまり自分の言葉ではそれを説明できないんです。何かうまくできるけど、人に説明したり教えたりはできないんです。
それはこうすればうまく行くというようなマニュアル的なテクニックではなく、過去の無数の経験から会得した感覚だからです。
僕はこの感覚の話を、新しいプログラムでは「対話の技法」で何度もすることになると思います。
彼女たちはなぜ納得感を与えることができるのか。
それは、上手なコミュニケーションによって相手の感情を刺激できているからです。
「彼女は俺のことを財布だと思っている」
セリフが出るということは、脳内でもそう考えているということです。
ここが大事です。
実はまだ言葉として発現していないだけで、もしかすると胸の中にはモヤモヤがある状態であなたと向き合い続けている可能性があるということです。
これに気づく、あるいは想像できるようになることで、先手を打てます。
「俺のことは財布くらいにしか思われていない」
このマインドは、相手を疑っている人のものです。
俺は騙されているのかもしれないと感じているわけです。
ごく分かりやすく言えば、自分は何も得ておらず、彼女だけが一方的に得をしているという感覚になっているということです。
これは辛いですよね。
あなたにも経験があると思います。
中まで全員同じ参加費を払ってバーベキューとかのイベントをしたとします。
無類のお肉好きのあなたは、途中で足りない食材の買い出しに行く役になりました。
ようやく買物を終えて帰ってくると、お肉の大半がもうなくなっていて、あなたの分はほんのちょっとしかありません。
もしこれでバーベキューが終わったら、あなたは「損した」と感じるんです。
しかしここで、あなたの分が明らかに少なかったことを仲間が気にしてくれて、「お肉好きだったのに野菜と海鮮ばっかりでごめんね、次の会は好きな部位のお肉を優先的に好きなだけ食べられるようにしよう」とでも言われたら、気持ちは収まるんです(^^
ちょっとこの例だと分かりにくいかもしれませんが、要するに自分だけ割を食う感覚になると苦しくなるわけです。
デートで男性が女性の分を一緒に払ったら、確かに出費の痛みは男性だけがしていることになります。
その痛みのフォローをどうするかで変わってくるこということですね。
してくれたことに対してどう言うかというのも確かにあるんですが、それだけではありません。
コミュニケーションは、ただするだけではダメです。
信頼関係を作ること。
関係を深くして、より仲良くなっていくためにコミュニケーションが必要なんですよね。
今からでも申し込みはできますが、コンテンツの開始は7月1日からです。
例によって6月末までは特別価格です(^^
コメント
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コメント (2)
これだーっ!
お気に入り登録してるのに身体に染み付いてないみたいでした…反省…
彼は小さな投資はいっぱいしてくれます
でも大きな投資になるとちょっとしり込みする様子…
なんだかんだしてくれて一緒に楽しむんですけど、あとからあれは高かった…とか言ってる
女性に投資したら忘れないってこういうことなんだなーと思いながら、喜んで投資してもらうにはどうすればいいのか悩んでました
彼はまだ投資の喜びに目覚めてない様子なので…
そしたらこの記事にまたたどり着きました
運命かも
信頼関係と納得感…
結婚はまだ考えられないと言われたから、まだこのふたつが足りないのかもしれないと思いました
痛みに対するフォロー
これからも一緒にいる為にも彼にはもっと私に対する気持ちを強固なものにしてほしいので、またブログを読み漁ります
ここにきて元夫の言動に合点がいくことが増えますね(笑)
あの人は離婚の時に言い合った際にもお金のことには触れませんでした。
誕生日や記念日にはかなりお金をかけてくれてたはずなんですけど…向こうもそれはそれで満足感があったんですね。
プレゼントを開ける時の私はいつもはしゃいでました。
金銭的に苦しいから今年はこれくらいしか用意できなかったと言われても、むしろこんなにたくさんいいの?あるだけで嬉しいのに!と。
これは何?こっちは?次はどれ開けようかな〜ってひとつひとつにリアクションして。
こういうの欲しいって言ってたよね?安かったから買っちゃったって渡されたリュックはつい最近まで愛用してました。
私の管理ミスでカビちゃったのでサヨウナラしましたが…(;;)
プチ旅行に連れて行ってくれた時も、帰りの道中は必ず泊まった旅館やホテルの感想、前に行ったところと比較してここがこうあれはどうと語り合ってました。
ちょっとハズレかも……と思うようなところでも良いところを探して楽しんで、次探す時はこういうところに気を付けよう!とか。
「さすがにそれはどうなの?」っていう言動もちょこちょこ見受けられてたし、どこかでボタンの掛け違いがあってこういう結果になったけど、それでも満足感や納得感があったからひたすら投資してくれてたんですね。
私の立ち回り次第でもあったんだろうな。
もう好きになることはないけど憎む必要もないなって思えてきました……(。’-‘)