男が教えるモテる女の恋愛技法

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Kouです。

 

ちょっと気になるコメントを見つけました。

最近のメルマガでコミュニケーションの話をしているんですが、今回の話はコミュニケーションの問題に見えて、実際はそうではないのかもしれません。

目に見える意思疎通をすること

浪花の女さんより：

ここですよね。
話し合いしなくて私が彼を拒絶して、
彼が怒って解散。

話し合い…。

デートで電車移動中にずっと無音でスマホで講演会の模様を眺めてて、口開いたと思ったら「こういうときイヤホンがあれば、いいよね」って言ってて、
「二人でいるのに、イヤホンって、どういうこと？」と聞いたら
「外の音聞こえるのもあるでしょ。あったらいいなって思ったからそう言っただけなのに何拗ねてんだ」って考えの人には何と言えば話が通じたのでしょうか。
彼はそう言いながら私を背中に歩いて行きました。
言葉を持たない私は帰ってしまいました。
正確には、先に「講習会見てて下さい。私は帰ります」と言ったのは私ですが、
最後に「俺、帰りますね」って言って帰られました。

話し合いというか、「そんなことで悲しむ感覚はおかしいと言われて悲しい」と言えばよかったのかな。
本当に悲しいと、言葉にならないものですね。
そのときは悲しいのか腹立ってるのか情けないのか。とにかくそういうマイナスの気持ちの塊でした。

私の頭はまだまだ話し合い脳ではないみたいです。感情に飲まれました。
得たいものが頭に浮かんでいればガツガツ動けるつもりなのですが、
私に対してそんな冷たい気持ちの人が目の前にいることに耐えられませんでした。夕食なんてもってのほかでした。
そのときの私が得たかったものは彼のいないところで一息つくことでした。

私も彼も、本当は喧嘩なんてしたくなかったはずなんです。それなのになぁ。

週明け、彼に会いたくないなぁ。
4月から職場が変わって彼から離れられるのは今の私にとってはラッキーです。
仕事に打ち込みます。

ちょっと状況がよく飲み込めないので、僕は当惑しました（＾＾；

デートでの電車の移動中にスマートフォンで講演会の模様を眺める・・・？？

これはどういうシチュエーションなのでしょうね。

 

まず、ものすごく好意的に解釈してみることにします。

電車の移動の時間があまりにもヒマなので、彼と浪花の女さんが一緒に観たいと思っている講演会を二人して楽しんでいるのだと考えます。

言ってみれば、お笑いとか落語好きな二人が一つのスマートフォンでその動画を一緒に観ているという感じですね。これはよくありそうな光景です。

そして彼は言いました。

「イヤフォンでもあればよかったね。（片耳ずつ付ければ音声も聞けたのに。）」

この場合、二人でいるのにイヤフォンってどういうこと？という質問はおかしいことになります。

想像力不足です。二人で動画を見ていて、イヤフォンでもあればよかったねと言っているのだから、そういうことなのです。

電車で乗客の様子を見ると、左右一組のイヤフォンを友達同士で片耳ずつ分け合って音楽を聴いて過ごしているような様子はよく見つかります。

そして彼も言葉足らずです。

 

・・・。ということで僕はかなり好意的に解釈してみたんですが、やっぱりなんかかなり無理がある気がしますね（＾＾；

おそらくこのコメントのシチュエーションは、デートの移動中に無言になり、彼は一人でスマートフォンで講演会の動画を見ていて、浪花の女さんはそれを隣で眺めていたということなのでしょう。

そして彼は「イヤフォンでもあればよかったね」と何食わぬ顔で言いました。

無言の電車移動中に彼はほとんど一人で動画を見ていて、イヤフォンがあればよかったと言っているのだから、浪花の女さんには彼がイヤフォンで両耳を塞いでまで動画を観ようとしているように感じられたのでしょう。

「俺は動画見てるから、お前は隣で大人しくしとけ。」

くらいの感覚です。

だから、「二人でいるのにイヤフォンなんてどういうこと？」という質問をぶつけようと考えるんです。無理からぬことです。

 

そもそもデート中に動画を見ること自体が問題ではあるんですよね（＾＾；

二人でいるのにどうのこうのと言いたくなるのだとしたら、まずこのタイミングでそう思わないといけません。

この手のことが普段から常態化していると、なかなか言い出しにくいかもしれませんね。

同じ空間にいるのにそれぞれ全く別のことをしていて会話をしていないというケースは、かなりよくあります。

レストランでも必ず何組かは見つかりますね。

二人で食事をしに来ているのに、お互いその場にいないネット越しの誰かのことを気にしながら食事をしているんです。

もう二人で食事をしている意味がありません。

 

電車の移動って楽しいと思うんです。それが仮に混んでいる満員電車だとしてもです。

移動も含めてデートなんです（＾＾

デートの最中に私以外のことに集中するとは何事かと問い詰めていいくらいです。

脇腹を突いて、「何か喋ってよ」とでも言えばいいと思うんです。

 

分からないのなら、もっと分かりやすく教えます。

「私をもっと楽しませろ。」

こういうことです（笑）。

どうですか、思いませんか。

せっかくデートに来ているんです。帰り道なのかもしれませんが、移動中もデートです。

というか一緒にいる時間はもう残り少ないわけです。

これがもし行きの電車の時間なのだとしたら、別の意味で終わっているかもしれません（＾＾；

 

まあとにかく、一緒にいる時間は貴重なんです。

なんでいつでも見られるようなネットの動画を、よりによって今見るのでしょうか。

そこに疑問を持っていいんです。

これが先ほどの僕が好意的に解釈したパターンであっても同じです。

電車で移動中に、二人してネットの動画を見る理由はありません。見てもいいですが、もっと他にできることはあります。

もっとお話ししたらいいと思うんです。

「彼が話をしたがらないから困るんです」

と思うかもしれませんが、そのこと自体も主張していいと思うんですよね。

私はあなたともっとお話がしたいんだということを、ちゃんと伝える必要があるということです。

男は馬鹿です。

女性が何を欲しているのか、全然理解していません。

だから都度都度教え込まないといけないのです。

私が何を望んでいるのかということを、少しずつでいいので伝えていくことです。

デート中にゲームをされたらイヤだということも分からないトンデモ野郎はたくさんいます。

私はこれをされたら喜び、アレをされたら嫌がるということを、とにかく言い続けてください。教え込むんです。

最初のうちは「なんで？」などととぼけた反応が返ってくる可能性があります。

「私はデート中に動画を見られたら嫌だな」と言ったら、「なんで？」と返ってくるわけです（＾＾；

いちいち説明するのが面倒くさかったら、すくっと立ち上がって帰ってしまってもいいです。

説明できるのなら説明してください。一つずつ。

伝えないで勝手に不機嫌になって勝手に苛立つのは反則です。

なぜなら、そういう男を好きになっているのは自分自身だからです。

 

この記事と近いことですね。

デートで何を話すのか

今は今しかできないことをしてください。今しかできないことをしたいはずなんです。