23Jul
Kouです。
よく誤解されるんですが、僕は離婚を推奨しない立場をずっと取っています。
離婚はせざるを得ないケースも確かにあります。しかし、最初から離婚を肯定していたら、本来離婚しなくてもいいケースでも離婚を選択肢に入れてしまうことになります。
ととととさんより:
旦那の事がいやすぎて、離婚も考えてはいるのですがその前に好きになれる可能性が残ってるからやれることはすべてやってそれでも駄目ならその時また離婚するなり何なりと思って勉強しに来てます。
意思を主張すると不機嫌なるのが怖くてしないことが多かったけどこのままだと絶対に後悔したまま死ぬことが目に見えてるので
一生は短いと感じる今日この頃
素晴らしい!!
この発想ができていることが素晴らしいです。
確かに一生は短いですが、女性の一生はある意味では長いです。
子供がいる人は、子供が巣立った後の人生がめちゃくちゃ長いわけです。
僕のところに離婚相談はかなり多く来ます。
よほど特殊なケースを除いては、離婚を考えることは踏み止まるように話をしています。
それはなぜでしょうか。
結婚を決めたのは自分だからですよね。
残念ながら、日本人の女性は、自分はその気がなかったのに結婚したという人が少なからずいます。
普通の女性が聞いたら驚くべき話ですが、事実そういう人がいるんです。
「気がついたら、私結婚してました」
なんか映画や本のタイトルにできそうな感じです。
そういう冗談に見えるような結婚の仕方をしている人は確かにいるわけです。
しかし。
しかしです。
しかし、なし崩し的に結婚してしまったという人も含めて、本当に自分の意思とは無関係に、勝手に結婚させられていたという人がどれだけいるのかというと、限りなく0%になるんですよね。
そういう人は、いないんです。
能動的な自分の意思ではなかったかもしれません。
しかし、少なくともその当時は、結婚してもいいとどこかでは思っていたわけです。
だから結婚したんですよね。
それは、つまり自分の意思決定でもあるんです。
こういう人生の選択を、自分で決めていないと言い切ってしまう人は、将来に渡って他人任せの人生を歩み続けることになります。
安直に離婚を考える人は、言い方はちょっとキツくなりますが、自分の意思決定に責任を取れていないことを自分で告白しているようなものなんです。
離婚は本来恥ずかしいことだと思うんです。少なくともそういう感覚は持っておいてもらいたいです。
今でも田舎だったら、出戻り娘はかなり馬鹿にされるんじゃないですかね。
夫婦は、元々他人なんです。
いいところもあれば、嫌なところも当然あります。
嫌なところがあまり気にならないのは、最初からいる家族くらいです。
嫌なところも含めて、うまく付き合っていくことに結婚の面白さがあります。
やれることは全部やったらいいと思います(^^
あとは、ある一瞬、ある一時期のことだけですべてを判断しないことが大事です。
少なくとも、かつては人生の重大な判断の相手としてあなたが彼を選んでいるんです。
結果的にどうしようもない相手だったというケースもありますが、僕が持っている恋愛相談の蓄積を見ると、離婚を考えるほどの相手だったにもかかわらず、今はその相手が自分の人生の支えになっているというケースは想像以上に多いです。
十年単位で考えたときに、その相手と付き合い続けることがあなたの人生にとって大きな損失になると考えられるときは、迷わず判断したらいいと思います。
しかし「旦那が嫌すぎて」という女性が持ってくる話の中で、本当にどうしようもない、手の施しようのない相手だったというケースはそんなにないんですよね。
結婚相手を間違ってしまったというケースです。
結婚も恋愛と一緒なので、相手を間違えることは十分にあります。
相手を決めるという選択を、過去の自分がしているという事実にも目を向けておく必要はありますね。
コメント
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コメント (5)
放置することの偉大さを感じています。
ケンカしてもいつもなんかかわいそうになって旦那に手を差し伸べてしまっていた私。
自己肯定感が低く、自分に引け目を感じて本心に従えなかった私。
今回は情に流されずずっとずっと放置してます。
昨日旦那の近況を知る出来事がありました。
今まで旦那がやっていた趣味、
やってるとこ見ててもどこか甘ったれていてちっともカッコいいなんて思った事なかったけど、、、
なんかすごくいい感じに男らしくなってきてました。
少し大人っぽくなったようです(^^)
結婚する時、「なんかかわいそうだから」とプロポーズを受けてしまったわたし。
そもそも最初から、私が男として見ていなかったんだと思います。
そして「かわいそう」なんて私の勝手な思い込みで、本人はそんな事思ってもないしむしろ「自分が守る!」くらいの勇者の気持ちでいたのかもしれない。
そんなこと思わずに、「プロポーズ受けちゃったし、この頼りない男の子になんとか幸せな家庭を、、」といつもいつも私が頑張りすぎて、イライラを溜め込んでおかしな方向にいってしまっていた。
ほんとは「はよ幸せにせんかい」ぐらいの気持ちでよかったんだなって思います。
何年もかけてゆっくりですが、
私の身の周りの出来事が、変わってきたと思います。
私は必ず幸せになれる。
ここには詳細かけないけど色々しみます。
ただ人生をよくしたいんだよな。
そして好きでもない人と生きていくのは苦痛。
姉夫婦の話ですが、姉は結婚前や結婚直後はラブラブで、旦那の嫌なところ何一つない!旦那は神!とよく言っていました。子ども産んだ今、旦那の愚痴しか聞きません。あの頃は嫌な部分が見えなかったんでしょう。お互いがお互いを尊重していない事も原因の1つだと思います。
母は「あの子が選んで結婚したんだからしょうがない」と言っています。私もその通りだと思います。
既婚者が未婚者にこれだけは言いたいこと!みたいな内容の動画を見た時に、結婚前と結婚後や出産後は関係ががらりと変わると書いてあって、皆がそうなるのなら、私もそうなるのかな…と少し悪い方に考えてしまいました。
結婚後や出産後でも夫婦円満に過ごせる人は、いったいどれぐらいいるんだろう。
冷えきった関係にはなりたくないよ~~(^_^;)
過去に自分が選んだはず……なのに、何だか分かんなくなっちゃうこと、あります、あります。
初心や良い過去を思い出すこと、同時に今をより良い関係に変えていくこと。
#旦那さんを愛し続けるには
嫌なところも含めて、うまく付き合っていくことに結婚の面白さがある。一緒にいるうちに、きっと嫌な所が見えてくるのでしょうね。でもそれも含めての覚悟、ですよね。
彼は、結婚というのは相当な覚悟をもってすべきものと考えている、とよく言います。私もその覚悟をもって、嫌な所も苦しい事も、全部引っくるめて付き合っていきたいです。